• 兵庫県にあるブルーベリー農園

こだわりの栽培について

甲山の西隣り標高200mの里山地帯(西宮市鷲林寺地区)にある、ブルーベリー約250本の小さな農園です。六甲山からの爽やかな風が吹き抜ける場所でブルーベリー専用の養液栽培システムを使い、ひと株ずつ大切にブルーベリーを栽培しています。

六甲のおいしい水

当農園で使用している水は六甲山系からの流水です。
花崗岩層を通って濾過された冷たくて綺麗な水を原水として、ブルーベリーにたっぷり与えています。

 

養液栽培システム

ブルーベリーは他の作物に比べると、非常に酸性度の高い特殊な環境を好みます。
そのため当農園では、ブルーベリーに最適なPH調整を行い、微量要素なども混合したブルーベリー専用液体肥料をブルーベリーに与えています。

点滴による水やり

六甲のおいしい水とブルーベリー専用液体肥料を混合させたものを、自動潅水装置で一日数回に分けて、ポトポトと水滴で水やりをしています。
ゆっくりと水をしみ込ませる事で酸素を取り込ませる事もでき、土壌構造を変える事無く新鮮な空気と水を根に届けます。

人工の無害な土

土壌はその場所ごとに中身がまったく違います。
そのため場所によっては土壌が適合せず植物が全く成長しない事も起こります。
そこで、当農園ではブルーベリーが好む環境を再現し安定させる為に「アクアフォーム」というものを土として使用しています。
「アクアフォーム」は切り花を生ける時のオアシスと同じフェノール樹脂という素材です。吸水性・保水性・通気性に優れ、環境基準にも適合した無害の物質です。
無害で均質な成分構成を持つ「アクアフォーム」を使用する事で、ポットの中での水や養分の片寄りを無くし、安定した栽培環境を維持してブルーベリー栽培ができます。

 

減農薬への取り組み

ブルーベリーはもともと強い植物なので、農薬の使用を最小限に抑えることが可能な果樹です。
病原菌や害虫の住みかとなる雑草が生えないように農園内は防草シートを敷き、草取りも頻繁に行う事で、病気や害虫の発生を予防しています。
また、農薬を使用する際も散布量を極力抑え、有機栽培に使用できる農薬を選択するなど工夫をしています。